忍者ブログ
私の好きなもの。文房具、葉巻、車、その他のものについて書いていくことにします。
[87]  [86]  [85]  [84]  [83]  [82]  [81]  [80]  [79]  [78]  [77
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ウィルコムは、純減を記録し始めている。

それも、通話定額では、ソフトバンクモバイルのホワイトプラン。
データ通信の定額では、イーモバイルとドコモ。
この3つのキャリアのサービスが、それぞれウィルコムに対し、優位性を持つからであろう。

ホワイトプランについては、最低基本料金の低廉性。(980円〜。ウィルコム定額プランは、基本的に2900円)
イーモバイルについては、速度と料金。

それぞれについて、ウィルコムにも優位性がある。

ホワイトプランについては、21〜25時の間の通話も無料なのはウィルコムだけである。
イーモバイルについては、エリア面での優位性がある。

また、両者に対し、絶対的な収容人数は、ウィルコムが上である。これはマイクロセルの優位性である。
しかし、この絶対的な収容人数は、今のところ問題になっていない。
ホワイトプランの契約者は、待ち受け専用の人が多いようであるし、イーモバイルは、未だ契約者数が圧倒的に少ない。

この回線容量の差というのは、現時点〜近い将来までほとんど問題にならないだろう。
そして、その近い将来までに、回線容量についての解決策を、ソフトバンクとイーモバイルは模索し、それなりになんとかするだろう。

こうしてみてみると、ウィルコムの優位性は、

1、通話定額における21〜25時の間の通話無料
2、データ通信におけるエリアの広さ(イーモバイルと比べて)
3、回線容量(マイクロセルの優位性)

ということになる。

これに無理して付け加えるならば、

4、通話品質
5、スマートフォンラインナップが充実(特にAdvanced/W-ZERO3[es]の完成度は高い)
6、低電磁波

ということになろう。


では、これらのウィルコムがもつ優位性について見てみる。

1、21〜25時の間に通話をどうしてもしたいという人は、そんなに多いだろうか。
2、徐々に追い上げられている。そして、そもそもデータ通信へのニーズが下がってきている。
3、上述のように現状はあまり消費者に訴えかけることができる優位性とはいえないようだ。
4、どうしてもPHSの音質じゃなきゃだめという人はあんまりいないようだ。
5、スマートフォン市場は、一般的には、圧倒的にニッチ。法人除く。
6、あんまり気にしている人いないみたい。近所の病院は、館内のどこでも携帯電話の利用が自由になった。

ということで、どの優位性も、ウィルコムを選ぶ決定打にならなくなってしまっている。
特に、1が大きい。
通話定額における優位性が失われてしまうと、ほとんどの人は、ウィルコムを選ぶ理由が本当になくなってしまうのだ。

実際にみてみれば、ホワイトプランは、それほどウィルコム定額プランよりも優位性をもつサービスではない。
しかし、ソフトバンクには、通常の携帯電話から番号を変えずに変更できる(MNP可)し、端末も最新の機能を搭載したものが、豊富にそろっている。
また、イメージ的に、PHSよりはつながるだろうと考える人はいるだろうし、そもそも2台目に買うのならば、エリア面はあまり気にしないだろう。



それ以外にも、ウィルコムが劣っている部分がある。

回線速度、端末の機能・洗練度・ラインナップ・価格、知名度、ブランドイメージ、エリア、メールサービスの貧弱さ、コンテンツの少なさ、携帯サイトのウィルコムへの対応状況の悪さ、、、etc

これらについて、一気に解決することは不可能だろう。
特に、回線速度とエリアについては、現行PHSの規格では、現状に毛の生えた程度の改善しかできない。
そして、端末のラインナップや洗練度も、ウィルコムがより大きな市場性を有し、端末の参入メーカーを増やさない限りは不可能だ。
ブランドイメージも、短期間でできあがるものではない。
また、コンテンツが少ないというが、多くしたところで、回線速度的にリッチなコンテンツは厳しいものがあるだろう。

ウィルコムとしては、現状、とにかく次世代PHSを早く実用化し、エリア展開することがもっとも根本的な打開策だと考えているだろう。
次世代PHSは、エリア面での改善もさることながら、速度も大幅にアップする。
ウィルコム・PHSの最大の弱点である速度とカバーエリアを、最大の武器にも出来うるのだ。

そして、速度とカバーエリアの問題の克服なしに、大きな市場性を獲得することも、参入メーカーを増やすことも不可能であろう。
というわけで、現状、根本的な打開策は、次世代PHSの導入以外にないと考えられる。

しかし、いくらがんばってみても、いまだ無線免許の交付すら受けていない次世代PHSをただ待っているわけにはいかないだろう。
ウィルコムとしては、現状の契約者数を維持しなくとも黒字化を図れるのであろうが、契約者数が減り続けるというのはイメージが悪いだけでなく、企業経営基盤への信頼も揺るがすこととなる。

では、今できることはなんなのか。

まず、考えられるのは新プランの導入だろう。
この際に、気をつけなければ行けないのは、どんなに良いプランでも分かりづらければ意味がないということだ。

ソフトバンクや他キャリアの真似でもいい。
たとえば、1ヶ月の最低基本料金が安くすむようなプランを用意することが考えられる。
基本料金0円で、完全従量制とか。

次に考えられるのは、料金の引き下げだろう。
ウィルコム定額プランについては、そんなに大幅な引き下げはできないであろうが、データ通信プランは、多少は出来るはずである。
ただ、次世代PHSでも「同水準の料金で提供する」という趣旨の発言をしたように記憶しているので、値下げするのも慎重になるのかもしれない。

あとは、とにかくCMだろう。
ウィルコム定額プランは、ホワイトプランに対し、どのような優位性があるのかについて。
PHSというのは、携帯に対して、どのような優位性があるのかについて。
これについては、思ったよりも効果があるように思う。
ホワイトプランは、最低額こそ980円だが、実際に使ってみて、980円ですむ人もそんなにいないだろう。

今年度中にメールサービスの拡充が完了すると思うが、それ次第で、ウィルコム定額プランの優位性をあげることもできるだろう。
この拡充が、他社のメールサービスに追従するだけのものでないことを祈っている。


わたしには、この程度しか思いつかない。

他にもいろいろ考えたが、上記よりもさらに無理か無駄か無意味なアイデアばかりで書くのも憚られた。
次世代PHSは、実現すれば、本当に魅力的なサービスなので、是非実現するまでウィルコムにはがんばってほしい。

いろいろ考えると、よくもここまで現行PHSで持ちこたえたなという感がある。
思えば、速度も32kbpsから800kbps。エリアも、QPSK→BPSKで、単純計算で2倍へと進化している。
携帯電話の圧倒的な力の横で、常に独自性を武器に生き残ってきた。
しかし、今やその独自性もそれだけで生き残れるような強い武器ではなくなってきたようだ。
PHSも、携帯電話に対抗しうるだけの強い力をもつ必要が生じている。
そして、その力のうえにウィルコムの独自性が加わって、またこれからもウィルコムが生き続けることが出来るのだろう。

ここまで生き残らなければ、16万局以上なんていう膨大な基地局数は実現できなかったし、次世代PHSも実現できなかっただろう。
ウィルコム(DDIポケット)が居なければ、未だに、日本では通話定額どころかデータ通信定額もなかったのかもしれない。

次世代PHSは、国のデジタルディバイド解消政策ともうまく合致するサービスでもあるし、回線容量は、どの携帯規格にも負けないであろう。
そして、すでに16万局以上の基地局用地を擁しているウィルコムが提供するサービスであり、その根幹は、国産技術であるPHSだ。

PC業界では、ほとんどが欧米のメーカーに支配されている。
このままもし、2.5GHz帯の免許交付が、Wimaxのみとなれば、無線通信業界でも同じ事になるだろう。
PHSは、アジアを中心に普及をしている国際的な規格でもある。
そう考えていけば、次世代PHSに2.5Ghz帯の免許交付がなされるかどうかは、自ずと答えが見えてくる。

2010年頃、楽しみだ。
PR
POST
name
title
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

secret(※管理者へのみの表示となります。)
COMMENT
TRACKBACK
trackbackURL:
ブログ内検索
カウンター
カレンダー
08 2017/09 10
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新コメント
無題(返信済)
(05/02)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
amaranthine
年齢:
34
性別:
男性
誕生日:
1982/12/09
趣味:
車。ネット。写真。旅行。
自己紹介:
千葉在住。25歳。独身(同棲中)。
本を買うならBOOKOFF
ブックオフオンライン
Google AdSense
忍者ポイント広告
アクセス解析
Copyright © amaranthine's favorites All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog
Graphics by 写真素材Kun * Material by Gingham * Template by Kaie
忍者ブログ [PR]