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私の好きなもの。文房具、葉巻、車、その他のものについて書いていくことにします。
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Impress Watchに、「ソフトバンク松本氏にウィルコムへの提案・KDDI批判の背景を聞く」という記事が出ています。


「“ウィルコムに2GHz帯”というアイデアは、エゴから発した物ではない。」と言っています。

要するに、国民全体の意見を考えれば、ウィルコムが2.0GHzに行き、自分たちソフトバンク(OpenWin)モバイルに2.5GHzを与えるのが最もよいと主張しています。

周波数の問題は、そういう比較審査の状況とは関係のない、次元の違う話です。
喜久川さんは「OpenWinが2.5GHz帯を使いたいから、ウィルコムに出て行けと主張する。筋が通らない」と言っているが、それは全くの見当はずれの解釈で、誤解されている。

そうです、次元の違う話をしているんです。
でも、比較審査の話の流れでその「次元の違う」周波数の問題をいったんですよね?
じゃあ、ウィルコム社長の理解で正しいんじゃないですか?

「全くの見当外れの解釈で誤解」っていってますけど、「全くの見当外れの解釈」をするのが自然なことを孫さんが言ってるだけじゃないですか。

また、「WiMAXのほうがむしろ2.0GHzへ行くのが良いんじゃないのか」というウィルコム側の提案に対しても、
要するに、「ソフトバンク(OpenWin)的には難しい、ウィルコムとか他のキャリアのほうが容易だから、ほかが2.0Ghz行け」と言っています。

さらに、ウィルコムが2.5Ghzでの技術開発をこれまでずっと行ってきていることについても、
要するに、「別に、2.0Ghzでも大丈夫でしょ?だめなの?そのくらいの技術力無いの?って思われちゃうよ?」って言ってます。
あ、ちなみに、割り当て幅(2.5GHz帯:20か30MHz/2.0GHz帯:15MHz)の違いは無視です。

「周波数変更にどれほどの工数が必要というのでしょうか」とかいってますけど、実験したデータとか機器とかも全部無駄ですよね。
どう考えてもソフトバンク(OpenWin)の勝手じゃないですかね。


挙げ句の果てには、

——BWA向けの2.5GHz帯は2社に割り当てられる予定ですが……。

これも変な話でね。全国展開の2社には30MHz幅ずつとなってますが、そのうち1社は2015年まで20MHz幅しかない。しかも移動通信用の2.5GHz帯の間に、地域利用の10MHz幅がある。それぞれガードバンドが設けられていますが、全国バンド2つがどちらもWiMAXなら、同じ通信方式ということで干渉の心配がいらなくなり、ガードバンドも必要なくなる。このガードバンド分10MHz幅が利用できれば、2社ともに30MHz幅で最初から事業展開できる。ところがウィルコムが2.5GHz帯に割り当てられると、ガードバンドは必要になるわけです。自分たちが2.5GHz帯を使いたいから、という彼らのエゴのために、10GHz幅という貴重な電波をどぶに捨てようとしているわけです。

総務省が言っているから、というのもおかしい。事業者ならば、総務省に対して「こうすれば国民の資産を節約できます」と進言すべきですし、実際そうすれば偉業です。

と、今回の電波割当とかの話を根本からひっくり返すことを言ってます。
じゃあ、割当をちゃっかり求めるまえに、それ主張しなきゃだめじゃないですかね。総務省、なに馬鹿なことやってんだ、こうしろ、と。

というか、この人の主張は、次世代PHSよりもWiMAX2社に割り当てるのが最も国民に資するという前提で話してますけど、その根拠は何なんだろうか。
それから、WiMAXと次世代PHSの構成だから余計なガードバンドが要るといってますが、じゃあ、次世代PHS2社で良いんじゃないですか。なんで、WiMAXを優先するんですか。Intelが推進してようがなんだろうが、実際に国民の利益に資するかどうかは、未だ未知数なんですけど。(もちろん、それは次世代PHSも同じだが)
WiMAXの方が、次世代PHSよりも規格として優れているという点をそもそも上げていないのに、次世代PHSよりもWiMAXのほうが優秀だということが当然の前提になっている。で、だから、次世代PHSなんかしらん、WiMAXをやるうちらを優先しろと言ってるだけです。そもそも前提に確証がないです。
確証がない前提を前提にして、ウィルコムが2.0GHzに行くのが最も国民利益に資するといっている。これでは、ウィルコム側が怒るのは当然でしょう。

この人、一番最初に「“我々は他社よりも上だ”と言わざるを得なかった。本来は他社にそう言いたくはないですし、申し訳ないが容赦いただきたいと。」とか言ってますけど、実質的にこのインタビューでも「我々は他社よりも上だ」と言っています。
しかも、回りくどく、失礼な形で。そうでしょう?…聴き方によれば、「次世代PHSが、2.5GHz帯を取得することは、国民に資するどころか害だ」と言っているんですよ。


省令改正等による法整備からくる開始の遅れの問題等も、「総務省はやると思いますよ。手続きだけの話であって、すぐ取りかかれば2009年のサービス開始には間に合うでしょう? 」ですって。総務省がやる。うちは責任はとらん。確証もない。たぶん大丈夫だから、ウィルコムどっかいけといっているようにしか聞こえない。


また、KDDIの技術的優位論について。

たとえば、ソフトバンク(OpenWin)としてはWiMAXを採用すると決断するまで、さまざまな技術を検討してきました。メーカーという立場なら、1つの技術に賭けることがありえますが、オペレーターやキャリアに要求される技術力は違うでしょう。ユーザーが求めているのは、より良いサービスをより安くということであって、それを実現できるようキャリアは多くの技術を比較検討し、基地局展開などを工夫しながら、良いサービスを提供することを追求します。キャリアに求められるのは、道具を使いこなす技術ですよ。

ところがKDDIさんは、かなり早い時期からWiMAXにリソースを集中してきた。WiMAX陣営の中では、フォーラムにも参加して、技術の発展に寄与したと讃えられるかもしれませんが、キャリアとして、それはどうでしょうか。我々が時間をかけたのは、ボーッとしていたのではありません。技術の内容や参加企業などを慎重に検討した結果であって、それをもって「ソフトバンク(OpenWin)の方が技術力に劣る」と評価されるのは言われ無きことです。

いや、KDDIは、慎重に検討してから、WiMAXにリソースを集中してきたんじゃないですかね。そういうことは、考えないんですかね。
その前に、WiMAXというものが、確定してない・なかったのに何を検討してきたんですかね。
KDDIは、より良いサービスをより安く提供できるようにフォーラムへ参加し、技術の発展に寄与してきたんじゃないんですかね。

で、結局、ソフトバンク(OpenWin)もWiMAXを選択したんですよね、より良いサービスをより安く提供できる規格だと。
じゃあソフトバンク(OpenWin)よりもKDDIの方が先見性があったということですね。やっぱり、KDDIの方が技術的に優位なんじゃないんですかね。

また、
KDDIさんはもっと以前からWiMAX陣営であって、この分科会でもWiMAX側として発言していた。そしてシミュレーションの数値で議論している最中にKDDIさんは「いや、我々は実地で試験して、もっと良い数値が出ている」と主張したのです。分科会では「ではその実験内容を見せて欲しい」と要望しましたが、KDDIさんは「メーカーと結んだ守秘義務により明らかにできない」と拒否しました。これはおかしいですよ。本当にそういう良い技術があれば、メーカーは宣伝に励みます。なぜ隠さねばならないのか。これが技術的に優れた企業がやることでしょうか。この話だけでも「KDDI技術力優位」という評価には疑問を呈さざるを得ない。技術的には、他の技術もWiMAXもさほど変わりないのですよ。」

宣伝に励む前に、技術を盗まれないことを考えると思いますよ、メーカは。だから、守秘義務を定めている。別におかしくないですよ。
要するに、「KDDIがホントかどうか確証がないことを言っている。だから、KDDIが技術的に優位というのは疑問」だと。
じゃあ、ソフトバンク(OpenWin)さんは、確証があってさらに内容を見せられるものが具体的にあるんですかね?…そういう記事とかみたことないですけど。
是非見たいんで、公開してください。宣伝に励むのが自然なんですよね?…ソフトバンク(OpenWin)お膝元のITMediaにでも是非。

あとは、

——WiMAXについては、プレイヤーが多いだけに、その仕様が幅広く、メーカーによって製品の仕上がりが異なる、という不安はありませんか?


確かにその恐れはありますが、克服できる問題だと思います。メーカーが好き勝手やってはWiMAXが広まりませんから、そこはキャリアが主導権をとって要望を出せば良いのです。問題はないとは言えませんが、克服できるでしょう。そのあたりは、全てわかった上で(WiMAX採用を)決断しているのです。

WiMAXと一口にいっても、今後その仕様は進化していきますよ。今の時点だけで「KDDIは優れた技術を開発しました」と言われても納得できない。
つまり、事業遂行能力も技術力も各社変わりないのです。その2点では判断できない。最後に残る判断材料はビジネスモデルでしょう。


最後の文章の「つまり」がつながらない。
WiMAXの仕様が変化していく、それ故に、KDDIが「決定的な」技術を持っているとはいえないでしょう。
しかし、長い期間技術開発をしてきたわけで、技術的に優位であるとはいえるでしょう。
仕様が変化していくとはいえ、全く関連性のない仕様になるわけないですし。
で、KDDIが技術開発をしている間、ソフトバンク(OpenWin)は、なにをしてきたんですか?…「検討」してたんですか?


最後に、この方は、こう言っています。
「どう考えても、我々が当選しなければ世の中おかしいと思いますよ」

結局、どういう根拠で、ソフトバンク(OpenWin)を当選させるべきなのか、わからない。
自分たちの優位性を主張するなら分かる。
しかし、そうではなく、国民全体の利益だとか、技術の秘匿性を問題にして、他社をおとしめようとするその戦略がうざい。

正直、ソフトバンク(OpenWin)が、2.5GHz帯をとるのもおもしろいと思う。
でも、実際、ソフトバンク(OpenWin)を選ぶべき理由が分からない。
そういうのを討論して欲しかったんですが、違うところに議論の方向を向けるし。
そう言うところを見ると、結局ソフトバンク(OpenWin)に優位性がないのだと考えてしまう。
そこにきて、孫氏の他社への言いたい放題+この記事。

他社を選ぶ理由がないことを主張するのではなく、自分を選ぶ理由があることを主張して欲しいのです。
ソフトバンク(OpenWin)が、与えられたならば、こういうメリットがあるという点をもっともっと主張して欲しかった。

まぁ、総務省の人が、本当に正しい判断をしてくれることを願います。

追記:みどりうかさんのところでも、Impressの記事に関する記事が出ています。
さらに追記AIR-internet-EDGEさんのところで、実に適切な技術的な意見が出ています。(この記事があることで、私のエントリーがあんまり意味が無くなってますが気にしない気にしない)
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